高低マップを用いてベッドの状態を確認する方法
G-ZEROにはツールヘッドにタッチセンサが搭載されており、ベッドの歪みや傾きを検知し、自動でノズル高さを補正する機能があります。
この機能は緩やかな傾きや歪みなどに有効であり、局所的な凹凸や異物などの存在は、補正の結果に悪影響を及ぼす場合があります。
造形の実施前にベッドの状態を確認するには、以下の手順を実施します。
1.リモートコンソール内の「ツールヘッド」欄から「X, Y, Z軸のホーミング」と「Z軸チルト」を実行します。
2.高低マップ内の「校正」ボタンを押下し、ベッドメッシュレベリングの計測を実行します。
3.計測が終了すると、ベッドメッシュが表示されます。
ベッドメッシュ内に局所的に高さが変動している箇所があれば、ビルドプレートの破損や異物の存在が疑われます。
造形の実施中にリモートコンソール内の高低マップを確認することで、造形に使用している範囲のベッドの状態を確認することができます。
※「変動」の項目が0.2mm以下であれば、ほとんどの場合、造形に影響はありません。